葬儀が終わると次の法事は四十九日法要です。1箇月以上先になるのでとりあえず一息つけるでしょう。準備としては正式なお位牌を用意するぐらいです。葬儀の時は仮のお位牌ですが、四十九日法要で正式なお位牌を用意して魂入れをしてもらいます。
四十九日法要が終われば次は一周忌になるのでかなり先になります。もちろん事前にいろいろな準備をする必要はありますが、今すぐ何かをするわけではありません。その間に相続の問題などを片付けておきます。では一周忌はいつ行うかです。
基本的には1年後の命日に行うとされています。ただし命日は土日にもなれば平日の時もあります。平日だとなかなか親族は集まれません。そこで命日周辺の土日に行います。過ぎるのは良くないとされているので、前の週の土日、前々週の土日などに行います。
日程が決まれば早めに来てもらう人には知らせるようにします。いきなり来週に行うからといわれても来られないからです。葬儀とは都合が異なることを知っておきましょう。多くの人はこの時の連絡を電話で行おうとします。
しかし電話だと口頭でのやり取りになるのでどうしても勘違いが起きやすいです。前の週にすると考えている人はついその日だと決めつけてしまい、前々週に行うのに前の週として予定を立ててしまう人もいます。電話以外の方法をとるようにしましょう。はがきなどを送るのが親切です。日頃からメールのやり取りをしているならメールでも構いません。メールで行うときは、返信をしてもらうようにしましょう。