葬儀会場に供花をおくる場合に気をつけたいのが名前の書き方で、書き方を間違えると混乱を招くことになるますので要注意です。札には送り主の氏名を書きますが、故人との間柄により書き方も変わってきます。例えば会社からおくる場合には、会社名と役職、名前をフルネームで書きます。これは会社で連名などの場合は適用されず、連名の場合には会社名と所属部署を書いてその後に一同と付けます。また肩書きを持っている者が連名でお花を出す場合には、肩書きを書いてその下に名前を書きます。
同じ部署なら部署名のあとにそれぞれ書きます。一枚の札に書けるのは4名までなので、それを超える場合には一同になります。友人などの場合には、大学名やグループ名などを書いて友人一同となりますが、おくる場合には遺族にだれかわかるように別途氏名を記入しておきましょう。記入がなければ、お礼状などを書くことが出来ないため遺族が困惑することになりますので注意が必要です。札は会場が見た目を統一するため、書き換えることがあります。
同じ書体で札の種類を揃えると見た目に美しくなりますので、要望があればそれに従うようにしましょう。個人的に気持ち程度おくりたいけれど札を付けたくないと考えられる場合には、葬儀後に自宅へとお花を配送してもらうこともできます。その場合には、初七日から四十九日の間に届くようにしましょう。お悔やみのお手紙などを添えると気持ちが伝わりやすく喜ばれます。